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電気浮子制作A

 
 
 
 
 
 
 前回の電気浮子制作まで、あらかたバタバタと作ってしまった茅春であります。半田付けに悪戦苦闘し画像のような仕上がりになりました。
秋と主に冬場で使えるようなちょっと細みの(7ミリ径)底浮子です。最盛期は8ミリ径ぐらいの底浮子が必要になるだろうと考えています。また宙ではボディ径を増やし足を長めにすることも必要だな・・・いろいろと頭の中を駆け巡ってしまいますね。
 さてさて、前回では原形が出来上がりました。このままでは味気ないので下塗りをした後、色塗りでスーパーホワイトをエアブラシで塗ります。ホワイトを塗る理由は足のキャップが黒なのでこのままブルーを塗るとムラができるからです。まあ何色か塗ってもエアブラシは筆塗りと比較すると皮膜が非常に薄く、比重もほとんど変わらないと言ってよいのですごく便利なツールです。
ホワイトを塗った後、濃いブルーを吹き付けます。そしてスーパーブラックで上下グラデーションをし色塗りはこれで完了。乾いたら極細ラピットグラフのホワイトでラインと銘を入れました。あとは最終工程のウレタンクリアの上塗りでボディは完了となります。ハアハア・・・
ボディが完成したら、いよいよトップの塗りです。ベタ塗りにするか点塗りにするか迷ったけど、茅春の看板トップでもある点塗りに決定。ダイオードの部分だけ塗らずに塗装を終了となりました。(ベタ塗りの場合は中抜きはしません)
 
出来上がった浮子を手にとっていろいろな角度からまじまじと見つめます。うんうん!なかなか良い出来具合かな♪自分で褒めてしまうアホな自分です。ウシシ
でも細身に仕上がったボディを見て感度は良いと思うのだが・・・そううまく物事運ぶか。これが問題だ!
 制作完了後思ったことは、ある程度知識を駆使しながら作ったので大きな失敗はありませんでした。しかし作るコツやポイントが、いくつかあると感じました。特にボディに接続部品を埋め込むのに中綿をいかに最小限に取り除くかが大切だと感じました。取り過ぎると作るのは容易になるけど浮力に影響する。外見では見えないけどここら辺が肝かもしれないな。後はトップとボディそして足のバランスでこれは昼浮子でも同じで作ってるうちにわかってくるはず。一番の問題はやっぱり半田付けだ!半田!やっと慣れたと思ってみてもまた失敗する。また失敗・・・現在市販されてる電気浮子の作者には今更ながら頭が下がる思いです。これも馴れなんだろうなあ、やっぱり。
 
 ということで冬場の底浮子は出来上がりました。そのうち盛期の底浮子としてボディ8ミリ径5本セット、宙はボディ4〜7センチで11ミリ径前後を制作する予定です。茅春浮子の注文に追われてるので、あくまで時間が空いたときに作ります。またそのうちにアップするので楽しみにしていてください。
 工房茅春・・・作る前は商売として電気浮子を考えていたけど、やっぱりこの世界も大変です。そう!半田・・・なのです。
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へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

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