ホーム
サイトマップ
はじめに
制作ポリシー
管理池浮子1
管理池浮子2
野池ダム浮子
本漆塗り浮子
電気浮子
オーダーメイド
茅春浮子作品集
価格表
ご注文
浮子のレストア
制作工程ボディ
制作用具
茅春のブログ
茅春の独り言
ヘラウキQ&A集
BBS
Link

                                       

 
 

電気浮子制作@

 
 
 
 
 私は電気浮子を作りません。いや、作れませんということを以前の独り言で言っていました。しかし先日名古屋のゴトヤンが工房に遊びに来て、電気浮子の作り方やポイントを教えていただき、以来時間のあるときにチャレンジしています。
道具類や材料はゴトヤンから大量に贈呈されたので、作業するのみといたって恵まれた環境である工房茅春であります♪へへへ
制作内容はゴトヤンから細かく教えていただいたので比較的スムーズに進行した気がします。ただ一番の難関だったのが半田付けです。生まれて初めて半田コテを握ったわけですが、これがなかなか難しい!米粒よりもはるかに小さいダイオードに超極細のエナメル線を半田するわけで、悪戦苦闘の時間を費やしました。何度も挫折しそうではありましたが、それでもなんとか半田をクリヤしたのです。うんうん
 
電気浮子には2種類あって点々と光る『発光ダイオード』そしてトップ全体が光る『光ファイバー』があります。ゴトヤンから素材を手にして説明を受けて思ったことは、ファイバーは確かに見やすい!しかしトップが重い。トップが重いからボディを太くする必要があると思いました。それに光りすぎると、深場では良いのですが浅場では明るすぎるトップの為に魚が驚いてしまうのではないか・・・?
点々のダイオードはパイプトップであるためと極細極小のパーツの為に軽く仕上がるのがメリットかな。また最小限の光量なので浅場でも魚に違和感を与えないのが特徴。しかしファイバーのような見やすさではありません。結果どちらを選ぶかは使う人の好みなんだけど、どちらも一長一短があるのは事実です。ただ内容を知ると制作に関してはファイバーの方が容易である感じです。
結果発光ダイオードで制作することなりました。まあ、制作は面倒だけど点々の方が自分的にも好みであり、浮子自体も軽くできるし、なにより警戒心の強いへらぶな相手には点々の方が良いだろうという、私なりの見解ですけど。
 
とりあえず制作にかかりました。秋に使う底浮子にチャレンジです。ボディは茅部分5〜9センチの5本セット。ボディ径は7ミリをチョイス。トップは太サイズのテーパー付きで3〜4点発光としました。発光色は赤、緑、黄色をそれぞれ振り分けて見やすくカラフルな発光色にと半田しました。って言いながらも果たして見やすいか!楽しみです。
足は市販のキャップを使用します。これを利用すると作業が簡単にすみますね。でも!味気ない!今回は市販キャップを使用するけど、いつかは『葦』を使ってみたいと思います。実は以前に電気浮子の修理に試しに葦で作ったことがある私です。空洞で表皮が硬い葦はキャップに最適だったのです。今回はとりあえずキャップの足部分をカットして竹足を取り付けました。竹部分は3〜5センチに。加工は段差ができないようにちょっとの穴部分でカットし熱で焼いた千枚通しで穴を広げる。後はこの穴に竹足を差し込めば極力段差がないパーツとなります。
 
この後の工程予定はボディの下塗り。上塗りは濃いブルーの総塗りにブラックのグラデーションで決める予定。そうだ!その前に足キャップが黒いのでホワイトでまずはボディを総塗りする必要があるかな。
さてさてどんなマイ電気浮子が出来上がるでしょうか♪自分なりに上手く出来たと思えたら、今度は宙の浮子を作ろう。ボディを短く太くだな。半田は苦手でもボディは作れる。
そんなこんなで次回gAでは仕上げ工程に入ります。早や!へへへ
 

NEXT
へら浮子(ヘラウキ)へら鮒(ヘラブナ)
電気浮子
へら浮子(へらうき)

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

へら浮子(へらうき)
電気浮子
電気浮子
へら浮子(ヘラウキ)へら鮒(ヘラブナ)