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茅浮子の魅力とは

 
 

 茅浮子がへらぶな釣り界に、いわば市民権を得たのはそう昔のことではありません。茅を素材としたへら浮子はかなり昔からありましたが、そのころからいつも羽根の後を追っていたと言って間違いありません。
しかし、いつのころからか茅が見直され、多くのトーナメンターが競って使いだし、現在では管理池や野釣りに茅浮子を使う姿が多く見られるのは私としてはとっても嬉しいことです。
さてさてチョビット茅に関してお話しましょう。実は茅って言うのは、ススキの総称です。大型量販店の釣り具屋さんにはビニールに入った4〜5本入りの茅素材があることを知っているでしょう。あれはすべて中国からの輸入品です。もちろんどの釣り具屋さんにあってもほとんどは中国産です。私自身いろいろ手を尽くして調べたのですが結局日本には生えていないようです。工房茅春では以前は問屋さんから仕入れていたけど、良品を確保するため今では直接大量輸入しております。しかし仕入れた茅素材がすべて使えるとは限りません。楕円形なもの、筋があるもの、張りがないもの、繊維がねじれているもの、スが入ってるもの(空洞)などなどです。その中から素材として良いものを選び制作となります。
良い茅はまん丸の素材なので羽根のように二つ割をする必要は一切ありません。よって貼り合わせなど余分な接着が必要なく自重も軽くできるということが一番の長所であると思っています。また10ミリ以上の極太サイズもあり、これも一本取りができます。複数枚を合わせて接着量を増やし太いサイズを作る必要もないということなのです。

画像の竹ひごと成型器は『泉州工房』さんより送っていただきました。安くて良い竹ひごを探していたところ泉州工房さんに行き着いたのです。早速竹ひご数百本を注文したところ、試しに使ってみてくださいと編み棒素材0番100本と金属製絞り器とエポキシ成型器をご厚意で送っていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
その後早速竹ひごをチェックする茅春です。編み棒の素材だけに申し分ありません。アルコールランプで軽く熱すると、張りがある良材の竹足になりました。もちろん0番(2,1ミリ)1番(2,4ミリ)数百本ずつ即発注した茅春であります。はい!
金属成型器とエポキシ成型器は全てハンドメイドで制作する私は正直使ったことがありません。金属成型器はトップ側の絞りに適しています。何よりソリッド芯やトップがそのまま取り付けられるように成型器に穴が空いてるのが特徴である。これなら芯だしも楽にできると思う。茅と羽根の違いはあれど試してみる価値は十分ありそうです。うんうん
エポキシ成型器は二枚合わせに活躍するものです。二つ割した素材をセットして余分なものをカットするというものです。なるほど・・・と感心して見つめる茅春ですが一本取りの制作なため出番はないかもしれません。残念!!
綺麗な見やすい泉州工房さんのHPであることと、また親切な対応に大満足な茅春です。今後長くお付き合いしたいと思っております。
泉州工房さんのURL http://www.uki-sensyu.com/index.html  

それと画像のステッカーは埼玉県のお客さんで永木さんが送ってくれました。ありがとうございます!
さてどこに貼ろうか思案中です。響のへらバックだと剥がれる感じがするので、水箱に貼ろうか・・・迷ってます。へへへ
それでは!まだまだ暑い日が続くようです。皆さんお体にお気を付けくださいね。
 
 

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 http://herauki.jp

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