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師走

 
 
 
今年もあと一カ月で年越しです。皆さんも気ぜわしい日々を送ってうでしょうね。工房茅春もラストスパートで頑張っています。ボーナス時期であるため、注文も沢山いただいています。本当にありがとうございました!ただ頑張って作ってるんですが注文本数がとっても多く、決められた納期を少々遅れてしまっています。急いで作ると必ずといってよいほど失敗するので、叱られ覚悟でじっくりと作っていますのでお待ちください。よろしくお願いいたします。
 
さて先日浮子師の大先輩である『雪月花』さんからお電話をいただきました。本当に嬉しかったです。いろいろなお話をして楽しい時間を過ごせました。話の内容はへら浮子の制作方法からHPの販売に関することなどです。その話の中でネット販売で浮子は売れるのか・・・でした。浮子は直に手に持って購入するかの判断が一番です。と、今でも私はそう思っていますが現状は当たり前だけど画像を見て購入していただいています。実はHPをリニューアルした2年前は不安で仕方ありませんでした。画像を見て買ってくれる人はいるのだろうか・・・へら浮子は釣り人にとって一番こだわるアイテムですのでなおさらでした。
そこで思いついたのが、新参者の私が数ある浮子に突入するにはオーダーメイドしかないと考えたわけです。お客さんが設計した浮子を間違わずに制作することでこれが好評でした。オーダーが増えていき、それに伴って標準品も順調に売れるようになったのです。最初の注文は1本で次は2本と注文をいただけるようにもなりました。でもでも!オーダーは結構大変なんです。注文書と睨めっこしながらの制作。たまに頭がこんがらがっちゃいます。しかしそのお陰で大抵のものは作れるようになったのもオーダーのおかげだし茅浮子に関して得意不得意が無くなったのは嬉しい限りです♪へへへ
 
話は戻って雪月花さんとへら竿フォーカスならぬ『ヘラ浮子フォーカス』の話になりました。ヘラ釣りの中でこだわりのアイテムは竿とヘラ浮子です。特にへら浮子はへら竿より種類が多く釣り方によって揃えると数え切れないほどにもなります。歴史も古く一部のお名前を言えば須藤建作さん、木村国男さん、関山秀次郎さんら現在のヘラ釣りの創世記にヘラ浮子をこの世に出したパイオニアの方々です。須藤さんは今でも『くし玉』の制作者で現在もヘラ浮子界を牽引していますが、多くの方は静かにへら浮子界から去っていてます、私はこれが非常に残念に思うのです。昭和初期に出された桐製の『馬井助』から今のへら浮子になるまで多くの浮子師たちが試行錯誤を繰り返してきました。このヘラ浮子の歴史を知りたいと思うのは浮子師の私だけではなくヘラブナを愛する釣り人にも沢山いるんじゃないかと思っています。
その結果私は現在活躍する雪月花さんをはじめ多くのベテラン浮子師さんの苦労話や実際に身を持って感じてきたヘラ浮子の変貌をぜひ聞いてみたいと思っています。私の夢は自分の名声やお金などではなくヘラブナ釣りを愛する人たちに、ヘラ浮子の歴史やベテラン浮子師さんのことをまとめること。そしてそれを知ってほしいし、知ることによってまた違った形でヘラブナ釣りを楽しめると信じています。
また別の形でへら竿にフォーカスがあるのだから、ヘラ浮子にフォーカスがあってもいいじゃないか♪って今は鼻息を荒くしてる茅春ですが、結構人見知りで気が小さいのが玉にきず・・・
とにかく一度雪月花さんのところに行こうと思ってる。雪月花さんは私に浮子仲間(飲み友達)である『巨峯さん』『吐月峰さん』とも会わせてくれると言ってくださいました。まずは私茅春、三人衆からぶち当たってきます。きっとわが道を信じ長年一線で活躍してる大ベテラン三人衆です、ただ者じゃないことはわかっている。もしかしたら尻尾が生えてるかも・・・間違いない。うんうん
 

 
へら浮子(へらうき)
へら浮子(へらうき)

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

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へら浮子(ヘラウキ)へら鮒(ヘラブナ)
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