へら鮒(ヘラブナ)釣りをはじめたのがかれこれ36年も昔のこと。しばらくは家から近かった釣り堀寿々木園で腕を磨いた。と言っても中学入学当時の子どもであり教えてくれる人も居なかった。道具も一本のマブナ竿と一本のへらうきだけ。ただ竿さばきは自分で言うのもなんだけど上手だった気がする。6歳くらいの頃からオヤジに連れられて釣り竿を振っていたからだ。特に渓流釣りは細いタックルでありそれをポイントに振り込む技術が必要だったからその当時から身に付いたものだったかもしれません。
36年前のへら鮒(ヘラブナ)釣り道具は現在と違って随分と大雑把なものでした。
釣り竿はグラスロッドで14尺のヘラ竿は物干し竿のごとく重かった・・・竿掛けは地面に刺して使うように石突きが付いていた。長さが変えられるようにネジ式に調整できるもの。万力の替わりにこれも地面に刺して使うスライド式だったな。餌箱は木の箱に木をセットして地面に刺す。そしてパイプイス。現代の釣りスタイルに比べると何とも不格好に見えるけど当時はカッコイイと思っていました。そうそう!アンテナ式の手元もあったぞ!ハハハ♪
へら浮子(ヘラウキ)は全てブランコ式だった。一番最初に買ったへら浮子(ヘラウキ)が200円。そのあとお小遣いを貯めて何本か買った。当時一番高かったのが1000円のへら浮子(ヘラウキ)。嬉しくて嬉しくて大切に使ったものでした。自分で作ろうと思ったのが中学2年の時。模型屋さんで買ってきたバルサの角棒をナイフで切って紙ヤスリを掛ける。トップは適当に買ってきた物。塗料はプラモデルの接着に使うビン入りの接着剤。これをベタベタ塗るだけ。足側を細く削っただけだからすぐに壊れちゃった。へら浮子(ヘラウキ)を作るのは難しいとつくづく思いましたね♪ハハ