インフルエンザで学級閉鎖があり、試合前なのに練習ができない日々が続きました。部員の中には元気なのに自宅待機という生殺しの生活はつらいものです。
学校には内緒で数名の部員を車に乗せて、人気のない山のダウンヒルで走り込みをさせました。画像はその場所から撮ったものです。仕事場の裏山で紅葉も終わりに近づいています。私は部員が走ってる間ボケっと景色を眺めて今年の秋に別れを告げました。さて部員は元気に走っています。あまり奥に行くとクマが出没する場所なので、ほったらかしにもできません。こんなノドカナ田舎でも怖いものはいるのです。
先日お客さんから質問がありました。茅春の浮子は三色のグラデーションをしてるけれど、厚塗りになって浮子自体が重くならないかとのことです。
三色グラデーションというのは、たとえば白の上に青そして黒でそれぞれグラデーションをします。確かに少なくとも三種類の塗料を吹き付けるので厚塗りと思われますが、エアブラシの塗料はエアーと塗料を霧状に吹き付けるため、塗料厚は極薄く、ほとんど塗っていない状態と考えても過言ではありません。(もちろん塗り方もあります)
以前はコマ塗りは筆塗りをしていましたが、現在はエアブラシを使っています。いろいろな塗料を使って筆塗りをしましたが、厚塗りは避けられません。綺麗に塗れても浮子の自重が増えては浮子としてどうなのか・・・そう考えています。
浮子制作以外にエアブラシを趣味としている私ですが、いまだにエアブラシを100パーセント使いきれません。エアブラシは初心者が扱うレベルから写真同様の複写まで仕上げることができるからです。それだけ奥が深いということなんです。