一年前にHPを作り直してから始めた『独り言』も遂に１００回目を迎えました。子供の頃から作文が下手な私がよくもまあ１００回も書いたものだと自分でも驚いています。
この独り言は子供の頃のことや釣りに関する思い出など書きつづろうと思い立ちました。文章が下手だから人が読んでも面白くないだろうなあ・・・って思っていたのです。また独り言は気が向いたときに書くつもりでしたが１年で１００回とは本当に自分でも驚きです。独り言の内容は実際に経験したことや印象に残ったものです。歳をとっても小さい頃の思い出は忘れないものであり、今頃になると本当に心から懐かしいと感じます。皆さんにもそんな独り言が（思い出）あることでしょう。お互いに思い出はいつまでも大切にしていきましょう♪
工房茅春はまだまだマイナーな浮子です。メジャーな浮子との違いは知名度と金額の違いがあります。そしてなにより一番の違いは技術に裏付けられた製作年数です。また沢山の苦労を重ね築いてきた信頼はとっても大きい。浮子製作年数９年の私など足元にも及ばないでしょう。しかしどの有名浮子師さんでも辿ってきた道だと思う。でも私にだってできると心から信じ今後も製作していきたいと思っています。
浮子製作は毎日が勉強です。カッコの良いことを言いましたが確かなことです。特に私はオーダー品の浮子を数多く製作します。でもこのオーダー製作が意外と大変なんです。それは常に初めて作る浮子だからです。またメールや電話で詳細を打ち合わせするんだけど、この時にオーダーされた浮子を製作して本当に目的にあった性能を発揮できるか分からなければならない。私の中に不安が生じたら多少の仕様変更を進めることも必要なんです。なかなか言いづらいことですが・・・へへへ
浮子師は誰でも得意な浮子（製作方法）があります。なぜなら浮子の種類によって製作方法をまるっきり変える必要があるからです。もちろん私にも得意不得意な部分がありますが、オーダーを受けた場合得意じゃないから作れませんとは口が裂けても言えません。しかし一年が経った今、どの様な形の浮子でも製作できると自信を持てるようになりました。浮子製作は手先の能力も必要かもしれません。しかしなにより経験が一番の自信になるんじゃないかなって思っています。
HPを作り直してちょうど一年そして独り言も私にとって記念すべき１００回。皆さん一年間応援して下さり本当にありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
工房茅春 寺内 正徳
