画像の本は佐藤垢石著の『魚の釣り方』です。昭和25年発行されたものであり、父親が22歳の時初めて買った釣りの本です。かれこれ60年も昔の本ですが釣りキチガイの父親は、若い頃の思い出としてこの本だけは大事に持っていたそうです。5年ほど前に私に譲ってくれたのですが、内容は330ページに収められ当時としては内容の濃い本だったのじゃないかと感じます。
ヘラブナの目次があり早速見ると、意外と詳しく載っています。昔の字なので読みにくい面もありますがとってもおもしろい。いろいろな釣りを手がける『佐藤垢石』なのだが、へら鮒釣りに関してこれほどまで詳しく書けるのも驚きです。
道具の所に『浮子』がありました。当時は桐材に勝るものはないと書いてある。クジャクの羽根は白孔雀がよく、それ以外は折れやすく破損しやすく書いてありました。茅は書いてあるかなと目をサラのようにして探したけどなかった・・・ハハハ
画像右側に写ってるリールはケヤキの切り株から削りだし製作したものです。