浮子師としてのこだわり
明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて職人の端くれではある私にもこだわることがたくさんある。趣味で製作する場合はある程度見過ごすことも浮子師としてへら浮子（ヘラウキ）を販売する以上妥協は許されない。いや！妥協は絶対に許されないことである。
私の釣友に誰もが知っているへら浮子（ヘラウキ）師がいます。Yさんというのですが、これがまた素晴らしいへら浮子（ヘラウキ）を製作します。へら浮子（ヘラウキ）のボディ形成から塗りまで完璧な一品です。そしてこのYさんの徹底したこだわりがまた凄いのである。トップやカーボンの素材に対する厳しい選別。羽根の選別も少しの妥協も許さないのです。ある面これがへら浮子（ヘラウキ）師としての正しい姿なのであろうと思うけどなかなかここまで真似が出来るものではありません。私もこの先少しでも追いつけるように見習いたいと思っています。
さて今年はどんな年になるでしょう。へら釣り界も少しずつ盛り返してくれることを祈っています。私も頑張って良いへら浮子（ヘラウキ）を作っていきたいと思っています。シンプルで頑丈で感度の良いこれぞへら浮子（ヘラウキ）！と呼んでもらえるように頑張っていきたいと思います。
