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ヘラウキ(ヘラウキ・へら浮き)


外来魚と鯉          



へら鮒(ヘラブナ)釣りにとって外来魚の存在は深刻である。昔ながらのモロコやくちぼそ。へら鮒(ヘラブナ)の稚魚まで食べてしまうからだ。私たちへら師は心の底からこのての外来魚に対して憎むべき眼差しを送るのである。
しかし考えると外来魚にとっては迷惑なお話であって無理矢理日本の池まで拉致されて放たれたわけです。いわば好きで日本に来たわけじゃない。ましてこの外来魚を釣り上げる釣り人も沢山いるわけです。人間は勝手な生き物で自分たちが犯した過ちを口もきけない外来魚に責任を押しつける・・・
とまあ、きれい事並べる私ですが現実はブルーギルが釣れちゃうと『ギル!!ニャロ!』って感じで睨む自分もいるのです。ははは
 
 
日本の国に昔から親しんでる鯉はヘラツリ師にとってこれまた関係したくない存在です。パクリ!と練り餌を咥えたものなら原子力潜水艦のごとくあっちこっち引きずり回すからです。一気に走って糸を切ってくれるのを望むのにのらりくらりと泳ぎ回る輩が多いものです。細い道糸も案外切れにくいもので竿を引っ張りながら釣り竿の腰が抜ける!と心の中で悲鳴を上げてしまいます。
しかしこの鯉釣りも私にとって大切な魚です。小学校6年の息子に釣りをさせるのには鯉釣りが一番だからです。浮子が消し込んだらかけ声とともに竿を上げさせる。無念にも子どもの練り餌を咥えてしまった鯉は必死に逃げ回る。息子は池に落ちそうになりながらも必死に竿を立てようとします。ようやく苦労して釣り上げた鯉は息子にとってかけがえのない魚となるのです。
 
へら鮒(ヘラブナ)は楽しい釣りです♪鯉も楽しい釣りです♪マブナも楽しい釣りです♪
そして外来魚も楽しい釣りなんですね♪
 
いろいろと問題はあるでしょうが淡水も海水魚もみんな仲良く釣りが出来る環境が出来る日が早く来て欲しいと願う今日この頃です。
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へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

へら浮子(へらうき)
へら浮子(へらうき)