春のシーズン真っ直中ですね。皆さんよい釣りしているでしょうか。
大型も乗っ込み、ナイターの釣りも本格的になってきます。そのナイターの釣りで必要不可欠なのがナイター浮子です。ナイター浮子はバッテリーによる照らし浮子から始まり、現在ではリチウム電池によるものと、ケミ蛍装着浮子と分かれます。
私自身は4燈式の電気浮子とケミ浮子を使い分けています。陸釣りで障害物の多い場所ではケミ浮子を、相模湖など船の釣りの場合は電気浮子を使っています。どちらがよいかは一言では言えず、どちらも一長一短があります。こればかりは使う方の好みであり、評価はそれぞれのようですね。
へら浮子(ヘラウキ)の制作販売をやってるとわかってくるのですが、電気浮子は関東方面が多く、ケミ浮子は中部関西の方が使われることが多いようです。もちろんその逆もありますが・・・
私は電気浮子は作れません。なんて言うか発光ダイオードのハンダ付けなど出来ないからです。
しかし先日北海道のSさんよりリチウム電池の雌部分を送っていただき、ちょびっと作ってみようかと思う気になりました。以前修理で作ったことのある足側のキャップはプラスチックじゃ面白くないので葦を利用して竹足を取り付ける。ボディは太めの茅で作る、そうするとほとんどは自然素材で完成することが出来ると思ってるんです。
ただケミ浮子も魅力で、まずは故障知らずはいいね♪それに昼間の浮子と同じ感覚で釣りが出来るし♪
茅春のダム浮子にケミを取り付けて型ものを釣ったと連絡をいただけるのもこれまた嬉しい。
電気、ケミ。結論は出せないけどどちらも素晴らしいアイテムですね。そんなこと考えてないで早く釣りに行こう・・・浮子ではなく液晶画面を眺めながら思う工房茅春です。