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浮子師というお仕事

 
 
浮子を販売するようになって早くも8年。小さな仕事場でコツコツと浮子を作る毎日です。まだまだ知名度は高くはありませんが、この調子で頑張っていこうと思っています。確かにお金をかけて雑誌に毎月掲載したり、有名インストラクターにあの手この手で浮子を使ってもらえれば、かなりの効果があるでしょう。しかしこれでよい。現在のお客さんを大切にして頑張っていこう♪
 
さて浮子師は当たり前ですが自営です。そして友達によく言われるのが「自営は良いね。いつでも好きなときに釣りが出来るし・・・」こんな感じです。
私も浮子師になろうと思ったきっかけの一つに、確かにいつでも休めて好きなときに釣りに行けると思っていたのです。しかし現状は仕事時間がとてつもなく長いことです。休みなんてとんでもありません。朝は8時から夕方4時まで、夜は7時から夜中まで作業机に向かってる。ホントに好きじゃなければやれませんね。ハハハ
 
こんな私も浮子師になるまでは、サラリーマンをやっていました。と言うより運動のために会社に入社したのです。中学から始めたバスケットボールを高校、大学、日本リーグ(実業団)とやっていたのです。学校も会社もすべてバスケットをするために、誘われ決めていきました。この間試合で日本全国を回り海外試合まで経験できたことは今ではよい思い出となっています。ただ現役選手時代思うように釣りに行けなかったのは辛かったな。20代後半になって本格的に再開したときは狂ったように釣りをしたものでした。うんうん
 
へらぶな釣りが好きでへら浮子(へらうき)を作る毎日ですが、夕方4時から7時までは地元の中学生にバスケットをボランティアで教えています。生まれ育った東京から奥飛騨に住み着いた10年前からコーチをしているのです。昼間机に座りっぱなしの生活の私にとって、この時間はとても気分転換になります。また可愛い田舎の少年達と流す汗もかけがえのない大切な時間ですね。
 
写真のフラシはまだへら浮子(ヘラウキ)が思うように売れなかったとき、暇つぶしに編んでいたものです。かれこれ10本ほど編みました。枠はカヤが手に入らなかったのでモミを裏山から切ってきて立ちフラシにしました。フラシ本体は底直径60センチ、長さ190センチの大型です。糸はダクロンの60ポンドで極太糸、よほどのことがなければ切れない代物です。アバリと目板は自作で継ぎ目を少なくするために大きめに何種類か作ったものです。今は本職のへら浮子(へらうき)で忙しくフラシなど編めませんが、いつか時間に余裕が出来たら趣味でボチボチ編もうかと思っている工房茅春です。
 
 
 
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へら浮子(へらうき)

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

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