へら浮子(ヘラウキ)の材質について
本格的にへら浮子(ヘラウキ)を作り始めてからかれこれ8,9年くらいになります。当初はバルサや発泡などで作って楽しんでいました。しばらくして羽根浮子に挑戦。性能は置いておいて取りあえずなんとか浮子にみれる程度まで上達しヘラウキ作りを楽しんでいました。
コツコツ趣味の程度で羽根浮子を作ってる時友達から茅の素材を数本もらったのがきっかけでそれ以来カヤウキ専門になってしまいました。
カヤウキを当初は馬鹿にしていて羽根よりも浮力が無くて安い浮子という印象を持っていました。しかし決してそんなことはなく羽根に劣らない浮力と感度があると思いました。茅の肌も透明塗りをするとわかるのですが自然素材を意識してくれ、とても綺麗なへら浮子(ヘラウキ)になるのだと再認識しました。
よくへら鮒(ヘラブナ)釣りのへら浮子(ヘラウキ)に関して色々な素材の比較がされますね。すなわち羽根、茅、バルサ、発泡などの比較です。私はそれぞれの素材を使ってへら浮子(ヘラウキ)の製作をしましたがどれもがその素材にしかない特徴を持っているということです。羽根しか持っていない長所、又茅の長所などです。私は茅浮子専門なので茅の長所を日頃から書き並べています。しかし茅にはない羽根やバルサ、発泡の長所もこれから機会があったら書き述べていこうと思っています。
同じへら鮒(ヘラブナ)釣りをするための一本のへら浮子(ヘラウキ)です。あれが一番これが一番と順位を決めるのではなく今後もへら浮子(ヘラウキ)製作に励みたいと思う。