冬ごもり

 
 
 


 毎日チラホラチラホラと雪が舞っている奥飛騨です。
都会から来る観光客が雪の奥飛騨に来ると必ず言うことは『一面真っ白♪』こうである。確かに真白である。それはそうだ、あたり一面雪に覆われるからね。この時期になると東京に帰りたくなる。何年たっても冬の奥飛騨は辛くて長いからね。あ〜早く春が来ないかな・・・などと呟きながら雪かきをする茅春です。

茅春のHPを見てちょこちょこ質問がきます。制作に関することが多いけど、昨日は特徴を教えてほしいとのこと。
まあ、他の浮子より茅春の浮子の方が確実に倍は釣果が上がります!って言いたいとこだけど、それはありえない。そもそもへら浮子を選ぶのは難しい。名前の売れてる浮子や高額なお金を出して買うことにより、安心感や満足感を購入する人が多いのも確かです。
ただ、その浮子がはたして自分の釣りにマッチしてるかどうかは別物だと思うのだ。例えば浅棚の浮子でも人によっては使いやすいと思っても別の人が同じ釣りをしても使いにくいと思うことがある。要するに高くて有名だから全ての釣り人に満足を与えられるとは限らないということなのです。
茅春の浮子が安くて無名だから性能が劣るとは微塵にも思っていません。安い浮子が高い浮子を釣果で食う・・・これが良いのです。へへへ
あとは特徴と言えばオーダーメイドかもしれないな。細かく指定された仕様をそのとおりに作るのは、おそらく茅春しかないと自負しています。でもこれは当たり前の話で、一本作るのに標準品に比べ数倍の手間がかかる。絞りや長さも指定されると治具なども一切使えずオールハンドメイドになるからです。手間を考えると一本当たり割り増ししてもよいと考えますが、茅春の浮子はそれで良い。今はこれで商売になってるし、安い金額で自分だけのオリジナルへら浮子が手に入り喜んでもらえることが一番うれしいことだからね。
茅春の浮子が無名でも最近たまに管理池で見かけると聞くようになりました。本当に嬉しいことです。有名なインストラクターに使ってもらうわけでもないし、お金をかけて宣伝するわけじゃないので、爆発的に名が知れるわけじゃありません。
でもそれで良い。じわじわと地味に知ってくれればそれで良いと思う茅春です。

画像の財布は東京の土屋鞄製造所の『L型ファスナー財布』です。お金がないくせに財布が好きな私。いくつも持っててほとんどは箪笥の肥やしである。
最近普段使ってるのはこの財布です。ヌメ革の厚くてかたいこの財布は使ってるうちに手になじみ、味が出てきます。値段も安くて二つ三つと必要もないのに買ってしまいました。ファスナーを開けると小銭入れが付いておりこれも便利です。
なによりジーンズの後ろポケットにジャストフィットで、かなり荒っぽく扱っても丈夫に出来てるのも嬉しいですね。
大きなお金を持てない代わりに小物にこだわる工房茅春でした。へへへ

 
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