手作りの道具類
私は浮子師であるのでへら浮子（ヘラウキ）を専門に作っています。しかし２〜３年前までは玉の柄や竿掛け。万力にフラシまで編んでいました。もともと凝り性で一度手をかけると、とことんまでやり尽くす正確なんです。万力などはもう数え切れないほど作りました。材質も杜松、ケヤキ、イチイなどを材料に作ったものです。昔サラリーマン時代お小遣いが少なくて万力を作り釣り道具屋さんに卸して、それをお小遣いにして新たに釣り具を買ったり釣りの費用にしたものでした。
トップの写真の万力も杜松で作ったもので左利きの私が残してある数少なくなった万力です。
へら鮒（ヘラブナ）釣りは釣り上げる楽しみもさることながら道具を作る楽しみも兼ね備えていると思っています。出来は悪くても自分自身で作り上げた道具で釣りをするとまた別の楽しみが味わえるものなんです。
お金を出して良い道具を買うのもへら鮒（ヘラブナ）釣りですがもし時間があったら是非手作りに挑戦してほしいと思っています。作った道具に対しての人の批評はどうでもいいと思う。へら鮒（ヘラブナ）釣りは趣味であり自己満足の世界だと思っているからなんです。
現在茅春のHPのなかで『浮子の製作工程』を頑張って作っています。近々アップする予定です。時間とHP制作技術がともなわないので簡単な製作工程ですが、もしこれからへらうき（ヘラウキ）を製作しようと考えている方がいらっしゃいましたら参考にしてみて下さい。ただ私の作り方がベストとは決して言いません。良いと思ったところだけを参考にしてくれればそれでいいと思っています。自分自身で作ったへらうき（ヘラウキ）でへら鮒（ヘラブナ）を釣り上げた感激はまたひとしおなものがあります。もしそれでも釣れなかったらぜひ茅春のへらうきを購入してほしいと思っております。ハハ♪
本題に戻ってもし製作に関して質問等がありましたらメールでもBBSにでも書き込んでください。私自身出来る限りのアドバイスをさせていただきます。
