怪我といっても私ではなく大学4年の長男のことです。私と同じバスケットをやってる長男が膝の後十字靱帯を断切そして半月板損傷という比較的重症の部類に入る怪我を負いました。そのため長男の住む愛知まで行ったりきたり、また手術予定の石川県まで送り迎えの日々がここのところ続きました。やっと一昨日病院にて手術日等ごたごたが終わりました。しかしそれによって仕事が遅れています。今回のロット数50本はあと2日ほどで送れると思います。お待たせして本当にすみませんでした!出来上がり次第送りますのでもう少々お待ちください。
話は変わって私も中学から社会人の日本リーグでバスケットをしました。怪我も付き物で数度の入院、骨折も経験し今ではその時の後遺症があるのも事実です。しかし痛い思いでより大学時代の合宿生活のほうが思い出深い。
バスケットをするために入試試験などまともに受けずに入学した私は、バスケット部専用の合宿所に閉じ込められました。それも6畳に3人部屋といういわゆるタコ部屋に押し込まれました。190センチ前後の大男が6畳に3人・・・まともじゃ住めません。それでもなれというのは恐ろしいもので4年間過ごしたのです。辛かったのは一年の時です。4年、2年、1年という組み合わせは昔でいう「神様、人間、奴隷」という仕組みになっているのです。掃除洗濯、先輩のマッサージ、お使い、風呂での三助、ときには機嫌の悪い時の標的と1年の苦労は幅が広いのです。
一度こんなことがありました、夜中酒を飲んだ後に先輩にラーメンを作らされるんだけど、流しに同じように作らされてる同期の1年とあまりにも理不尽な先輩のやり方に頭にきて、ポットントイレの便器に付着してるウンチを割り箸で少し掬って、サッポロ一番味噌ラーメンに混ぜてやったことがあります。ウンチ入り味噌ラーメンを先輩に持って行き、まじまじと私は食べる光景を見ていました。
酒に酔ってる4年の先輩は何事もなかったようにズルズルと見るからに美味しそうにウンチ入りラーメンを食べています。おまけに「酒の後のラーメンはうめえな・・・」などと言っているのです。私はその光景を見ながら、人間は酒を飲むと味覚がマヒするものなんだと真剣に思ったのです。しかし思わぬことが起きたのです。したたかにお酒を飲んでいた先輩はいきなり私に、飲みすぎて食いきれないから残りの半分はお前が食えと言い出したのです。
ウンチ入りラーメンどんぶりを差し出す先輩にそれを見つめる1年生の私・・・先輩の言うことはすべてイエスと答えるのが当時の決まりです。何でもおいしく食べることができる私ですが、生涯一度だけこのときだけはなかなかラーメンがのどに通らなかった・・・へへへ